各支所おたよりコーナー

白山支所 (2008年1月)

いしかわ身近な森保全事業について

いしかわ森林環境基金事業のソフト事業の一つである「いしかわ身近な森保全事業」を紹介します。この事業は市・町が事業主体となり、竹の侵入等で荒廃している里山林を地域住民等が保全・活用することにより、地域の環境保全や都市交流などで地域の活性化をはることを目的としています。

事業実施は白山市河原山町であり、かつては「仏師ケ野柿」の生産地として、のどかな山村集落を形成していましたが、この地区も過疎化・高齢化から里山の荒廃が進み、更に人家裏にサル、イノシシが出没し、一昨年はクマの異常出没があり住民に多大な不安を与えました。当町では人家裏が暗い為、獣の出没を招くことから、明るい森づくりにより獣を寄せ付けない地域づくりが強く求められてきました。

今回の委託業務は10月中旬から11月下旬までに3.60haの除伐作業とその後、地区住民によるソフト事業のボランティアの支援でした。現地は手取川の河岸段丘の急傾斜地の森林が対象で、水田と集落に挟まれていました。キリ、クルミ、ケヤキ等の巨木が多く、豪雪地帯であることから、幹や枝が大きく曲がり、樹木の重心の特定が難しく、そのことが伐採に大きく影響するので、個々の樹木の伐採方法を慎重に検討しました。

除伐作業は集落より離れた場所から、作業員の安全を第一に、伐採状況を慎重に確認しながら進めました。特に人家裏の作業は困難でありましたが、さらに安全に留意しながら、ようやく作業を無事終了することができました。

作業は緊張の連続であり、今回の広葉樹の巨木の伐採は新たな経験であり、機会があれば更に精進して取り組みたいと思っています。

このほか、地区住民によるイベントは晴天に恵まれ、キャニオンロード(自転車道)横の広場のチップ材の敷き詰め、手製の案内看板及びベンチの組立・設置がお昼時間を少し過ぎる頃まで続き、炊き出しの昼食でにぎやかに親睦がはかられました。

作業前    完成

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