各支所おたよりコーナー
加賀・山中支所 (2008年4月)
漆の森 植樹祭
今回は、山中管内の山林で行われた漆の植樹祭についてのご報告です。
去る3月24日(月)、風谷町の山林において、加賀市の主催にて漆の苗木を植える活動が行われました。植樹は今年で2回目となります。
山中地区の大切な産業である山中漆器の、原点を大事にしようという思いのもとに企画され、実現した事業です。(2006年8月には、山焼きを行いました。)
組合では今回の植樹祭の開催準備にあたって、全国の漆の産地から苗木を取り寄せたり、苗畑を整備するお手伝いをさせていただきました。
岩手の浄法寺漆、茨城の奥久慈漆、福島、新潟など全部で6種類、計600本余りの漆苗の調達です。産地の方々とは電話の対応のみで終始しましたが、皆さん大切に漆の苗を育てていらっしゃる方々ばかりでした。
その中のお一人、福島県・会津漆の須藤萬ェ門さんが植樹祭の当日、遠いところをわざわざご自分で苗を運んで来て下さいました。電話だけで大切な苗をやり取りしてしまうのは、寂しいとのこと。せっかく遠方からこの山中温泉まで来ていただいたのだからと、その足で植樹祭にも職員と一緒に参加していただきました。

あいにくの雨の中、たくさんの方々が参加されました。
組合からも、有川組合長以下5名が作業に加わりました。

漆苗を植えた場所に、産地を記した標柱を立てました。
漆の木にも、いろいろな種類があるんですね。今回の植樹祭では、国産の苗木の植樹のほか、中国産漆の種も蒔いたそうです。
加賀市では今後、この風谷の山にアジア各地の漆を植樹して、漆の森を作っていこうという構想もあるようです。実現したら素敵ですね。